届けよう。遠州灘の海の恵み。自分たちの手で。

沖ちゃんクラブに聞く

 雄大なアルプスから生まれた水が、伊那谷の暮らしを巡り、天龍川を流れ、遠州の海へ。遠州灘・沖之須。ここに沖ちゃんクラブの製塩所があります。
 漁師が集い、賑やかだった沖之須。しかし時代の流れと共に漁師はいなくなりました。そして今自分たちはこの場所で何が出来るのだろう。
沖ちゃんクラブの製塩所
 そうこの浜の未来を語っていたとき、ふと思い出したのは、昔この浜で塩づくりがされていたことでした。「そうだ。塩をつくろう!」その呼びかけに68名が集まり、平成14年、『遠州 沖ちゃんクラブ』が誕生しました。大工さん、左官屋さん、ブリキ屋さん、農家さん、、、いろいろな職種の方が集まり、それぞれが出来ることをやり、製塩所の建設、廃材の収集など、自分たちの手でつくり上げることが出来ました。沖ちゃんクラブ会長の太田さんは、「なにかするにも事欠かない。そこが私たちの誇りだ。」といいます。
遠州 沖ちゃんクラブ

塩が結んだ繋がり

沖ちゃんクラブの人々

信州の生活を巡った水が天龍川を流れ遠州の海へ行き、そこで塩が作られ、「塩の道」を通じまた信州へ届く。私たちの命の源である水は、こうして循環し、そして天龍川は多くの人々を結んでいました。古くからあった信州と遠州の人と人の繋がり。塩の道を通じた交流。長い間途絶えていたこの交流が、先人の塩づくりを復活させたことで、また新たに始まっています。世代も地域も越えて、多くの人が出会い繋がり、そして元気を生みだしています。
塩の道を通じた交流
沖ちゃん塩ができるまで
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